光ヶ丘女子高校吹奏楽部OGとその家族が所属するアンサンブルバンド「古祀(こし)ひかりウインドオーケストラ」の第3回演奏会が5月5日午後2時から、幸田町民会館さくらホールで開かれる。幅広い世代が楽しめるよう、演奏だけでなく、歌や踊りなども披露する。(横田沙貴)

同バンドは1988(昭和63)年度に卒業したOGが中心になって2015年末に結成。当時顧問だった渡辺尚也さん(75)が指揮を務める。名称は発起人らが在学中に保科洋作曲の「古祀」を演奏したことに由来する。結成後、ほかの卒業生も参加を希望し、現在は昨年の卒業生から50代後半までの83人が所属している。

当日は2部構成で実施。1部では「古祀」や「波の見える風景」といったクラシック音楽を演奏。2部では、「アルメニアンダンス パート1」「ディズニーランドセレブレーション」などさまざまな世代が楽しめる楽曲を披露する。また、観客が歌ったり踊ったりできる「明日があるさ」「ヤングマン」、初開催の指揮者体験コーナーを行う。

結成メンバーで団長の坂根和佳子さん(48)は「乳幼児も入場できるクラシックコンサートは珍しい。幅広い世代に楽しんでもらえるよう、さまざまな企画を考えているので一緒に楽しみましょう」と来場を呼び掛けている。

入場無料だが整理券が必要。問い合わせは、同演奏会実行委員会の内田さん(090―1720―4144)へ。