家康行列に呼和浩特(フフホト)訪問団が参加
来月7日 桜まつりメーン
岡崎市の友好都市の中国・呼和浩特市の訪問団が4月6日から8日まで岡崎市に滞在する。7日には、「岡崎の桜まつり」メーン行事の「家康行列」に参加したり、同市内在住の外国人らと交流したりする。(横田沙貴)
呼和浩特市の訪問団は、副市長や発展改革委員会主任(部長相当)ら6人で構成。6日に中部国際空港に到着後、岡崎市へ移動。翌日は午前9時30分に内田康宏市長と面会。午後1時に伊賀八幡宮で家康行列の出発式に参加後、市内在住の外国人らで組織する「安全安心多文化共生すすめ隊」の行列に入って、市内を練り歩く。午後6時からは岡崎市日中友好協会主催の歓迎夕食会に出席する。8日に同市を出発し、10日まで国内に滞在する。
両市は1987(昭和62)年に友好都市提携を締結。訪問団の派遣は、2017年の友好都市提携30周年を機に締結された覚書で取り決められており、18年に続き2回目。
夏には高校生派遣 パオの宿泊体験も
また、岡崎市は8月2〜7日の6日間、市内在住・在学の高校生を呼和浩特に派遣する。20年の東京五輪・パラリンピック競技大会で岡崎が中国のホストタウンに登録されたことによる岡崎市国際交流協会主催の交流活動の一環で、同市からの高校生派遣は初めて。
今回は、呼和浩特市で行われる米国、ロシア、モンゴルなどの同市の友好都市の高校生が集うイベントに参加したり、蒙古族の伝統的住居「パオ」への宿泊を体験したりする。
参加費は約6万5,000円。旅費・交通費、宿泊代などで約13万円必要だが、約半額は同協会が補助する。旅行傷害保険の保険料やパスポート取得費などは各自で負担する。
募集人数は3人で、作文と面接で選考。5月下旬に派遣する高校生を決定する。
応募は、同協会ホームページなどで配布している申込書に記入し、「呼和浩特市派遣参加の抱負」をテーマに日本語で800字以内で書いた作文を添え、〒444-8601、岡崎市十王町2-9、岡崎市国際交流協会へ郵送か持参する。5月8日午後5時必着。問い合わせは、同協会(23―6644)へ。