11日は横断歩道の日
イオンで女子高生ら呼び掛け
岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で11日、歩行者優先などを呼び掛ける交通安全キャンペーンが行われた。岡崎署や同市のほか、光ヶ丘女子高校や同市と幸田町に事業所を置くトヨタ自動車グループ企業など約80人が参加した。
昨年7月に愛知県が毎月11日を「横断歩道の日」に設定し、各地で啓発活動が行われている。同署管内では今年発生した交通死亡事故3件は、いずれも歩行者が犠牲に。こうした状況を受けて、地元の高校生や自動車関連企業に横断歩道の歩行者優先を訴えてもらおうと企画された。
光ヶ丘女子高は1、2年生48人が参加。2年の池田結美さん(17)を筆頭に
- 道路横断時は必ず横断歩道を利用
- 左右の安全確認を必ず行う
- 車からは発見されていないことを意識
―の3項目を「横断歩道安全利用宣言」として誓った。また、運転者を代表してジェイテクト岡崎工場総務課長の山崎弘勝さん(55)が
- 横断歩道は歩行者優先
- 歩行者がいたら必ず停止
- 見る、待つ、止まるを実践
―の「横断歩道は歩行者優先宣言」をした。
参加者は買い物客らに啓発品を配りながら、横断歩道の歩行者優先を呼び掛けた。(竹内雅紀)