岡崎市の公立小中学校空調設備整備事業で、教室内へのエアコン設置工事が本格的に始まった。6月末までに全67校1790教室への設置が完了する予定。

PFI(民間資金活用による社会資本整備)方式で実施。東邦ガスエンジニアリング(本社名古屋市昭和区)を代表企業とするグループがエアコンの設置と維持管理を行う。事業費は57億9,234万円。

2月16日から先行して竜南中と上地小で設置工事を進めていたが、3月2日ごろからほかの学校でも着工。8日現在で42校で工事が行われている。

8日は、竜南中の3年生用の教室4室で室内機の取り付け作業が進められ、幅1.6 m、奥行き0.9 m、高さ0.2 mの室内機を天井に組み付けていった。

今後、春休み中やゴールデンウイークなどの休校日を利用して、工事などを進めるという。(横田沙貴)