1月21日の「ミス日本コンテスト2019」でグランプリを獲得した岡崎市出身の大学生度會(わたらい)亜衣子さん(21)が5日、同市役所を訪れ、内田康宏市長に結果報告した。グランプリ受賞後、初の“帰省"となった古里について「岡崎は安心できる場所」と和らいだ表情で話した。(竹内雅紀)

現在は東京大学前期教養学部理科3類2年の度會さん。将来の夢でもある医師を目指して日々勉学に励んでいる。岡崎には高校卒業まで住んでおり、大学進学後は時折帰省する程度という。「東京とは空気が違う。穏やかな感じが好き。東岡崎駅から市役所まで歩いてきたが、乙川の雰囲気も気に入っている」と話した。

大学入学後に始めた水泳では“カナヅチ”状態から400 m泳げるまでに上達。コンテストに向けては体脂肪を4 %減らして臨んだ努力家だ。受賞後の周囲の反応については「『おめでとう』という言葉をたくさん頂いたが、少し戸惑うこともある」としながらも「いろいろな方々との出会いは刺激になる。この1年間を大切にしたい」と力強く抱負を語った。