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東海愛知新聞

商品化で売り上げ増へ

岡崎 東海オンエアなど版権説明会

岡崎市観光協会は21日、会員企業を対象に、同市を代表する観光資源を販促物に使用する版権の説明会を、市図書館交流プラザ(りぶら)で初めて開いた。若年層を中心に人気のユーチューバーで岡崎観光伝道師に任命されている「東海オンエア」など、4つのキャラクター・イラストの版権を活用して商機をつかもうと、41社の関係者48人が参加した。()

版権使用について説明されたのは東海オンエアをはじめ、オカザえもん内藤ルネ、岡崎市観光協会が制作・管理するキャラクター「イエヤスコウとシテンニョーシカ」。

無料動画投稿サイト「ユーチューブ」でのメーンチャンネル登録者数が408万人(22日現在)を超える東海オンエア。販促物に使用可能な「岡崎観光伝道師」を付けた名称や宣材・ロケ風景写真、メーンチャンネルにも使用されているロゴ、メンバーのイメージキャラクター・イラストが紹介された。

他の3つは会員企業と版権会社が直接交渉できるが、東海オンエアは岡崎市観光協会を窓口として、東海オンエアを含む人気ユーチューバーの多くが所属する事務所「UUUM(ウーム)」との交渉が必要となる。

版権が使用できる条件として、

  • 会員企業である
  • 販売場所は市内限定
  • 食品は市内で生産、もしくは岡崎産食材を使用
  • ウームの監修を受け、要請によって販促物を市外に流通する
  • 「東海オンエア絶賛」といった事実と異なるPRをしない

―などが挙げられた。版権使用料は岡崎市観光協会を通してウームに支払う仕組みになる。

岡崎市観光協会の担当者は「岡崎が徳川家康公の生誕地という前提はあるが、そのほかにも発信できる強力なコンテンツはある。版権を活用した商品化で会員企業に売り上げを伸ばしてもらうことは、岡崎のプロモーションにもつながる」と話していた。

今後も版権に関するセミナーや説明会を開いていくという。

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