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東海愛知新聞

ベストの状態めざす

岡崎市出身 ラグビーの田村選手がW杯へ抱負

岡崎市出身でラグビー日本代表経験のあるスタンドオフ・田村優選手(30)=キヤノンイーグルス=のファンイベントが18日、岡崎公園多目的広場で子どもら約120人を対象に開かれた。ラグビーに打ち込む子どもは、憧れの選手を前に目を輝かせた。()

主催は市内のラグビー愛好家でつくる「ラグビーワールドカップを盛り上げる岡崎市民の会」(古澤武雄会長)。日本で今年開幕する「ラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会」(9月20日〜11月2日)を前に、梅園小学校甲山中学校を卒業した田村選手の「応援交流会in岡崎」と題して企画した。

この日は岡崎ラグビースクールの幼児〜小学生や県立岡崎岡崎城西両高校のラグビー部員らが参加した。登場した田村選手はキックやパスを披露。パスやタックルの上達など、子どもから投げ掛けられる質問にも答えていった。最後にあった田村選手とのハイタッチやサイン会、記念撮影のファンサービスに子どもは大喜びだった。

「大事な1年に向けてエネルギーをチャージしている」と田村選手。“日本代表旋風”を巻き起こした前回(2015年)のイングランド大会に続き、2度目のラグビーW杯の日本代表招集が懸かっている現在の心境については「日本代表に選ばれるように努力し、もしもチャンスがもらえたのならラグビーW杯にベストコンディションを持っていきたい」と意気込んだ。

目の当たりにした田村選手について、岡崎城西高校ラグビー部の生徒らは「日本代表だけあって練習メニューがしっかりしていてパスがきれいだった」「体が大きく、動きが速い。アドバイスは勉強になった。ラグビーW杯でのキックやパス、トライが見たい」などと話していた。

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