事業所、従業員数県内4位
岡崎市 基幹統計調査から抜粋
岡崎市はこのほど、冊子「岡崎市の事業所」を発刊した。総務省統計局が2016年に取りまとめた、基幹統計調査(経済センサス活動調査)の結果から市内の事業所数や従業者数、産業ごとの構成比などを抜粋して記載した。
市内の事業所数は1万4286事業所、従業員数は16万4311人で、ともに県内4位。産業別での事業所数は「卸売業、小売業」が3584事業所(25.7%)で最多。次いで「宿泊業、飲食サービス業」1669事業所(12.0%)、「製造業」1529事業所(11.0%)、「建設業」1403事業所(10.1%)などとなっている。
これに対し、従業者数は「製造業」が4万1718人(25.5%)が最多で、「卸売業、小売業」が3万415人(18.6%)、「医療、福祉」1万5015人(9.2%)。「宿泊業、飲食サービス業」(9.0%)と続いた。
従業者規模別の事業所数は、「1〜4人」が7570事業所で全体の54.3%。次に多い「5〜9人」(2865事業所、20.6%)を含むと、市内の事業所の7割以上が9人以下になる。
従業者の地位別では、「正社員・正職員」が8万6740人(60.3%)、「正社員・正職員以外の雇用者」は5万7091人(39.7%)。産業別での正社員・正職員の割合は「鉱業、採石業、砂利採取業」(100%)が最多で、最も低いのは「宿泊業、サービス業」(16.2%)だった。
冊子は、東庁舎5階の企画課統計係と西庁舎1階の市政情報コーナーで380円で販売しているほか、掲載された各データは市のホームページで閲覧できる。 (横田沙貴)