岡崎署を建て替えへ
新年交礼会で大村知事が考え示す
愛知県の大村秀章知事が1日、岡崎中央総合公園で行われた岡崎市の新年交礼会で、岡崎警察署の新築建て替えを進める考えを示した。
大村知事は、昨年末に同署管内の岡崎市長と幸田町長の連名で要請を受けたとして、「三河地区の拠点となる警察署。これから予算編成をするが、岡崎、幸田の40数万人の安全安心をしっかり確保するために進めていきたい」と話した。
同署は1964(昭和39)年に現在の交通課などがある西館が完成。その後、91年に受付や生活安全課などのある本館、2003年に留置施設の一部を増築した。耐震補強工事は施されているが、建て替えは行われていない。
同署は本紙の取材に「建て替えの検討は行われているというが、正式には聞いていない。予算に調査費もついていないので、今から進めても数年かかるのでは」と答えた。