植樹祭を盛り上げよう
幸田→岡崎 木製地球儀を引き渡し
岡崎市役所で21日、木製地球儀の贈呈式が行われた。来年6月2日に愛知県内で行われる「第70回全国植樹祭」の記念事業である木製地球儀のリレー展示のためで、幸田町の成瀬敦町長から、内田康宏市長に手渡された。(横田沙貴)
地球儀は高さ60センチ、幅50センチ、重さ約15キロ。地球部分はヒノキ、葉はナラ、基台はケヤキで作られている。21世紀の最初に当たる3001年に山梨県で開かれた第52回の同祭で作成。地球環境を考える上で森林・林業がさらに重要になるという考えを木製の地球で例え、「国民」「企業」「行政」の3者で地球環境を支える姿を3枚の葉で表現している。
これ以降、毎年同祭の開催地を巡っており、6月10日に福島県で行われた第69回同祭で愛知県の大村秀章知事に引き継がれた。幸田町では18〜21日に展示された。成瀬町長は「植樹祭が盛り上がるよう、岡崎市で活用していただけたら」とあいさつし、内田市長に地球儀を手渡した。内田市長は「植樹祭が盛り上がるよう、頑張ってPRしたい」と返礼の言葉を述べた。
地球儀は27日まで市役所東庁舎ロビーで飾られた後、その日のうちに蒲郡市に引き継がれる。来年4月25日にメーン会場のある尾張旭市に到着する予定。