青く輝く乙川の水面
泰平の祈りに3.5万人
岡崎市中心部の乙川河川敷で24日、LEDボール約2万個を川に流す「岡崎泰平の祈り」が開かれた。3万5000人(主催者発表)が青く輝く乙川の水面を楽しんだ。
LEDボールの放流が始まると、青い光が徐々に川を埋め尽くし、幻想的な雰囲気に包まれた。また、約430人がLEDボールの放流を体験した。
河川敷には同市連尺、六名、三島の小学校3校の児童や岡崎城下家康公秋まつり来場者が願い事などを書いた「三角灯篭」約1200本、竹灯籠約1000本も並べられた。終盤には太田煙火製造所の玩具花火約200本が点火され、色とりどりの花火でイベントを締めくくった。
この日は東の空に月が出ていたこともあり、川に浮かぶLEDボールと月の“共演”を撮ろうとスマートフォンやカメラを構える来場者の姿が多く見られた。
泰平の祈りは2015年に始まり4回目。今回は市や民間団体、教育機関、地元企業など22団体による実行委員会が主催した。