貴重な院内見学も
岡崎市民病院 20日に移転20周年フェスティバル
岡崎市民病院は20日、現在の高隆寺町に1998年12月28日に移転開院してから20周年を記念したフェスティバルを開く。1階をメーン会場に、医師や看護師によるチーム医療ブースや通常は立ち入ることができない院内の見学ツアーなどを企画した。(今井亮)
チーム医療ブースは、
- がんサポートチーム
- 糖尿病療養支援チーム
- 腎臓病療養支援チーム
- 認知症サポートチーム
- 摂食嚥下栄養管理チーム
- 心不全チーム
- 災害対策チーム
―が出展。がん相談や血糖測定、減塩・低たんぱく食品の試食、口腔機能低下チェックなど、関心が高い疾患について、専門チームが説明する。災害対策チームはDMAT(災害派遣医療チーム)や災害用テントなどを紹介し、屋外に全地形対応型消防車両「レッドサラマンダー」を展示する。
院内見学ツアーは、職員が手術・ハイブリッド手術室をはじめ、CTスキャン室、ICU(集中治療室)、心臓カテーテル室などを案内する。1階の会計窓口付近で参加を受け付け、
- 午前10時30分
- 11時30分
- 午後0時30分
- 1時30分
- 2時30分
―にそれぞれ出発する。定員は各回10人程度。
このほか、キッズドクター・ナース体験は、子どもが医師・看護師の白衣を着て外来診察室で記念撮影。現役の医師・看護師に、医療従事者になる過程を聞く機会も設ける。
フェスティバルは午前10時〜午後3時。早川文雄院長の講演に続いて、10時20分ごろにそのほかのイベントがスタートする。運営する同院広報戦略委員会の鳥居行雄地域医療連携室長は「院内見学は通常ない機会。幅広い年齢層が楽しめる内容です」と来場を呼び掛けている。