岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で26日、「岡崎防災展―見る、聞く、体験する防災知識」が始まった。「営業地域の安全・安心に取り組むショッピングセンターとして防災意識の向上につなげたい」と、同店が関係機関・企業に呼び掛け、初めて企画した。28日まで。

この日は平面駐車場を開放。陸上自衛隊、市消防本部、市上下水道局などの特殊車両約10台をはじめ、災害時に店外に避難させて帰宅困難になった来店客の一次避難所としてイオンモール各店が所有するバルーンシェルター(長さ約22メートル、高さ6メートル)を展示した。

また消防服や活動服を着て記念撮影する子どもの「なりきり体験」や、店舗屋上を超える高さまではしごが伸びるはしご車の訓練もあった。

店内では心肺蘇生法講習会や消費期限が切れる前に非常食を消費して新しいものを補充していく「ローリングストック」を学ぶセミナーがあった。きょう27日とあす28日は一部内容を引き継いで開く。(今井亮)