エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

38年ぶりの快挙

愛産大三河高・戸松大輔君
アーチェリー高校総体3連覇

愛知産業大学三河高校3年の戸松大輔君が、8月1〜4日に岐阜県高山市で行われた「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)アーチェリー競技大会」男子個人の部で優勝し、3連覇を果たした。アテネ五輪男子個人銀メダリストの山本博選手以来38年ぶり2人目の快挙。()

各都道府県の代表選手183人が出場し、戸松君は720点満点中664点で予選を1位通過した。決勝トーナメントでは、全ての試合で余裕を残して勝ち抜いた。決勝戦で横風が吹き始めたが風の動きを計算して狙いを修正したり、風で体が揺れないように射撃の動作を速めたりと、冷静に対処した。

大会期間中は猛暑と緊張に苦しめられ、3連覇が懸かった決勝戦当日の朝は食事がのどを通らないほどの状態だったという。だが、試合会場に向かう前に「先生(アーチェリー部顧問の新海彩さん)から『負けてもいいから、好きなようにやってきなさい』と声を掛けられて緊張が解けた。先生のおかげで3連覇できた」と振り返った。

戸松君は3歳年上の兄の影響で、小学5年からアーチェリー競技を始めた。高校入学当初からインターハイ3連覇を目標にしてきた。今後は、2020年の東京五輪出場と金メダル獲得に向けて、ナショナルチーム入りを目指している。

戸松君は「東京五輪までの残り2年で金メダルが取れるように頑張りたい」と意気込んでいる。

戸松君は6日、岡崎市役所で内田康宏市長に報告。2016〜18年に獲得したインターハイの金メダルや今回の賞状などを披露した。

ページ最初へ