おまつりで一句
おばあちゃん 杖を忘れて 踊りの輪
おかざき大好き川柳
第2回おかざき大好き川柳(第一生命岡崎支社・FMおかざき・岡崎城下家康公夏まつり実行委員会共催)の表彰式が8月31日、岡崎市羽根町のFMおかざきで開かれた。
最優秀賞(市長賞)は川崎市の梅山すみ江さんの「おばあちゃん 杖を忘れて 踊りの輪」。「地元の祭りの場面を句にした。盆踊りはどの時代も楽しめる文化」とコメントを寄せた。審査員特別賞には豊川市の家事手伝い佐竹真由美さんら3人。「ラムネ玉 二人の未来 映し出す」は、佐竹さんの知人が初めて彼氏と夏祭りに出掛けた話をもとに作ったという。
川柳は「おまつり」をテーマに5月10日〜6月30日に募集。全国から684句が集まった。岡崎川柳研究社などの審査で選ばれた10句の人気投票が8月1日に同市戸崎町のイオンモール岡崎内で行われ、獲得票数で賞が決まった。市長賞、審査員特別賞以外の6作品は優秀作品賞。(竹内雅紀)
市長賞を除く上位入賞9作品
- 祭り見る 特等席は パパの肩
- 老夫婦 まつり帰りに 手をつなぐ
- ラムネ玉 二人の未来 映し出す
- 初デート 浴衣の足に スニーカー
- ゆかた着た 彼はいつもの 五割まし
- 大太鼓 絆を担ぐ 三世代
- 音聞こゆ 父看る室の 窓花火
- 故郷思い 花火見たさに ホーム立つ
- 行きは友 帰りは彼の 夏祭り