岡崎市が、同市を拠点に活動する人気ユーチューバー「東海オンエア」とともに初参加した全国の自治体同士のPR合戦イベント「第4回全国ふるさと甲子園」(25日、アキバ・スクエア)で、55地域が参加した中、「行きたいまちNo.1」(グランプリ)に選ばれた。

イベントでは、自治体が民間と連携して映画やドラマ、CM、バラエティー番組など多彩な映像作品の舞台となったロケ地とご当地グルメをPR。観光地としての魅力を競った。

同市は、岡崎で多くの動画を撮影して無料動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿し、観光伝道師を務める東海オンエアをサポーターに招いて参加。東海オンエアが通う日名南町のラーメン店「キブサチ」と八丁味噌のコラボレーションメニュー「東海オンエアの東海八丁台湾ラーメン」1000食を完売した。

市観光推進課によると、同市のブースには約1350人が訪れ、東海オンエアのメンバーがラーメンの販売員を務めた。来場者の入場券に付いている投票券による投票と審査員の審査でグランプリに選ばれたほか、ラーメンも「ごはん・パン・麺類部門」(特別賞)で1位になった。(今井亮)