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東海愛知新聞

消防の歴史を後世に

50年前の全国操法大会の映像寄贈

元岡崎市矢作消防団員の自宅から、2年に1度開かれている「全国消防操法大会」の第1回大会(1968=昭和43=年)と第2回大会(70年)の模様を収録した8ミリフィルムの映像が見つかった。市消防団連合会は9月4日、消防庁とともに大会を主催する日本消防協会(東京都港区)に映像を複製したDVDを寄贈する。()

市消防本部によると、60分余の映像は第1回大会(東京都・駒沢オリンピック公園)で優勝、第2回大会(同・明治神宮絵画会館前広場)で3位入賞した同消防団の競技模様や大会の進行を収録したもの。当時、参加した元団員が撮影を担当。現在、同じ消防団に所属している元団員の親族を通じて映像の存在が分かり、DVD化しての寄贈が決まった。市消防団連合会の川渕啓治会長や県消防協会の足立憲昭副会長が、日本消防協会の秋本敏文会長にDVDを手渡す予定。

第1回大会の映像では、年代を感じさせる消防車両や制服に身を包んでホースを構える団員をはじめ、開会式、アトラクションの剣道大会や消防音楽隊のドリル演奏、はしご車、泡の放水などが映っている。同消防団は第3回大会で再び優勝している。

第26回大会は今年10月19日に富山市の広域消防防災センターで開かれる。市消防本部は「今年で70周年を迎えた自治体消防制度の歴史を後世に伝える上で貴重な映像」としている。

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