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東海愛知新聞

岡崎出身の繁原さん 初のユース五輪出場

近代五種で自己ベスト狙う

岡崎市葵中学校出身で日本体育大学荏原高校3年の繁原ひなのさんが、10月11日から16日までアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれる「第3回ユースオリンピック競技大会」の近代五種競技に、アジア代表(日本、台湾)として出場する。

繁原さんは、昨年9月11日に静岡県御殿場市で開かれたユースオリンピックアジア大陸予選で、日本人としては最高順位の9位に入り、ユースオリンピックの出場権を初めて手にした。

近代五種競技(水泳、フェンシング、射撃、ランニング、馬術)で得意とするのは、陸上競技(長距離走)の経験を生かした800メートルのランニングと、5発命中させるためにレーザーピストルによる50秒間の射撃を一緒に4回繰り返す「コンバインド」。息が上がって手元がぶれないように、射撃に入る前にランニングのペース配分を調整したり、レーザーピストルを構える腕上げの練習を繰り返したりしている。

繁原さんは、小学生の時から取り組んでいた陸上競技と近代三種競技への競技種目変更を経て、2020年の東京五輪出場を見据えて進学した荏原高校で近代五種競技を始めた。

「高校から経験した海外試合で、外国人選手の射撃・フェンシングの強さや戦い方の違いを学んだ」と繁原さん。馬術がないユースオリンピックには24人が出場する。「同世代の選手が出場する中、ほかの3種目に比べて未熟な水泳を強化して総合得点の底上げを図りながら、自己ベスト記録を目指したい」と意気込んでいる。()

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