現役選手ら指導
岡崎 東レアローズバレーボール教室
岡崎中央総合公園総合体育館で9日、バレーボールチーム「東レアローズ」の男子・女子両選手らが講師を務める小中学生向けバレー教室と指導者教室が開かれた。岡崎市体育協会、東レ岡崎工場、岡崎パブリックサービス共催。部活動などでバレーに打ち込む児童・生徒らが参加し、選手から練習方法などを学んだ。(大山智也)
バレー教室は、一流のスポーツ選手と接することでスポーツの楽しさを学び、技術を向上させる場として毎年この時期に開催している。今年は、市内小中学校から選抜されたバレー部員や公募の児童・生徒ら約200人が参加した。
現役選手に加え、チームOGで元全日本女子代表の迫田さおりさんも講師を務めた。参加者は、ウオームアップから基本的な技術、ゲーム感覚でボールに慣れるレクリエーション、より実践的な動きまでを選手の指導で実践。第一線で活躍する現役選手から地元で直接指導を受けられる貴重な機会とあってか、助言や指摘を聞き漏らすことのないよう集中して臨んでいた。
教室終了後には、記念撮影やサイン会も実施。参加者は、憧れの選手にサインをもらったり、話をしたりするなどして、夏休みの思い出づくりを楽しんだ。
また、部活動の顧問やコーチらを対象とした指導者教室では、迫田さんと同様に同チームOGで元全日本女子代表の「パワフル・カナ」こと大山加奈さんが講師となり、子どもを指導する際のコツなどを紹介した。