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東海愛知新聞

フィナーレは玉数7倍

岡崎 きょう節目の花火大会

岡崎城下家康公夏まつりの「花火大会」がきょう4日、岡崎市の中心部を流れる乙川と矢作川の河畔で開かれる。今年は70回目の節目を記念した約1000発で構成するメロディースターマイン「ファイナルハナビ」をフィナーレに、約2時間にわたって約2万発が夏の夜空を染め上げる。同市、岡崎市観光協会主催。()

6時30分からは、「第70回記念オープニングステージ」と題して同市出身のジャズボーカリスト、今岡友美さんのステージがある。乙川沿いの桟敷席(約1660升)の正面で午後6時55分から、水上スターマインと連発の小型煙火による「開幕大花火」で開幕を告げる。

両河畔では四、五、八、十号玉が打ち上がるほか、仕掛花火や大小・メロディースターマイン、三河花火の伝統を受け継ぐ岡崎花火組合の花火師が技を競う「百花園コンクール」(7時40分ごろ)、パチパチと音を立てて金魚のように川面を漂う水上花火「金魚花火」(7時55分ごろ)などが披露される。

後半の見どころの「銀滝」(8時20分ごろ)は、乙川沿いに銀色の火の粉が滝のように降りそそぐ。「大のし」(8時30分ごろ)は120メートルにわたり一直線に並ぶ大筒から一斉に火柱が噴き上がる。

「ファイナルハナビ」(8時50分ごろ)を構成する玉数は、通常のメロディースターマインの約7倍。「カワイイ仕掛花火」と題して、同市出身のマルチクリエーター内藤ルネの「ルネガール」を採用した同市の今年度の観光通年ポスターデザインを基にした仕掛花火(縦約9メートル、横約16.4メートル)も登場する。

並行して「菅生神社奉納花火」(手筒、乱玉、金魚花火など)も披露される。

雨天決行。開催情報は「夏まつり情報」(0180―99―1133)で、きょう午前11時から確認できる。会場周辺は午後1時から段階的に交通規制が始まる。規制時間は午後10時まで。市は公式観光サイト「おでかけナビ」などで周辺一帯の渋滞や駐車場の空車状況の情報をリアルタイムで更新する。

観覧は猛暑対策を

花火大会の観覧で懸念されるのは例年以上の猛暑。開幕前から入場できる桟敷席など会場周辺が混雑し出す時間帯は照り付ける強い日差しが予想される。

主催者は、午後4時15分〜5時15分に

  1. 岡崎ニューグランドホテル隣の日本たばこ産業(JT)前
  2. 殿橋北詰側の名鉄タクシー乗り場内
  3. 同橋南詰側の旧教育文化館駐車場

―の3カ所に、簡易冷房(スポットクーラー)を備え、医師と看護師を待機させた救護所を開設。熱中症患者に備え、用意する氷や水分を例年より増やす。

来場時は、こまめな水分・塩分補給や帽子・日傘などによる日よけを呼び掛けている。

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