熱中症で5人搬送
豊田・旭中ソフトテニス部
市内全校来月15日まで部活動中止
23日午前9時30分〜午後0時30分、豊田市旭中学校のソフトテニス部員5人が屋外での部活動中に熱中症となり、病院へ搬送された。
同市学校教育課によると、1年男子3人と2年女子1人、1年女子1人の計5人が部活動中に頭痛や気分の悪さなど熱中症とみられる症状を訴えた。部員らは、保健室で体を冷やすなどの応急処置を受けたが回復せず、3人が保護者とともに病院を受診し、残る2人が救急搬送。1年男子2人と1年女子は、経過観察のため一時入院したが、2年女子と1年男子1人は、この日のうちに帰宅した。
部員らは部活動中、顧問教諭の指導で約20分ごとに水分を摂取するなどして熱中症の予防に努めていた。5人のほかに13人が部活動に参加していたが、特別に体調不良を訴えた部員はいなかった。
同課は、同日中に市内の小中学校、特別支援学校全校に8月15日まで部活動を中止するよう指示。24日にもあらためて通知した。(大山智也)