岡崎子美博で「木のおもしろワールド」
見て、触れて、楽しんで
おかざき世界子ども美術博物館で7日、造形作家の杉山明博さん監修・制作による木の造形作品展「木のおもしろワールド」が始まった。1998年に同館で行われた巡回展「木とのふれあいワールド展パート1」に始まり、昨年開催の「杉山明博・造形の世界 木とあそぼ」までの計6回の作品展の集大成。新作を含む木の造形作品展示や体験コーナーなど、親子で木の魅力を体感できる。9月30日まで。(大山智也)
6コーナー設置
木を見て、触れて、子どもから大人まで楽しめる展示として
- いきものたちの造形館
- 文化の造形・文化で遊ぶ
- 木の音を楽しむ
- おもしろ生きものを発想する
- あかりの造形
- 布と木の造形
―の計6コーナーが設けられた。
1. では、木を加工したり組み合わせたりして制作されたウサギやネズミ、フクロウといった個性豊かな動物を展示している。作品の周辺には、丸太に木のパーツを乗せて動物を自由に形作ったり、顔の部分を組み替えてオリジナルの木のフクロウを作ったりして遊べる体験コーナーもある。
ほかにも、カエルの口にガラス玉を入れると多彩な音が聞こえてくる「音のかえる」、24種類の動物をモチーフに取っ手部分をデザインした「触の引き出し」など温かみのある作品ばかり。
観覧料は、大人500円、小中学生100円。問い合わせは、同館(53―3511)へ。
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関連企画は次の通り(いずれも事前申し込み必須)。
- 7月22日午前10時〜午後3時30分=「世界に1つだけ、マイ小物つくり」(300円、14日から申し込み開始)、「マイ食器つくり!」(300円、午前・午後親子各先着20組、14日申込開始)
- 8月19日午前10時〜正午、午後1時30分〜3時30分=「2018森の心発見―わくわく森守・バウムクーヘン体験」(500円、午前・午後親子各10組、7月14日申込開始)
- 9月2日午前10時30分〜正午=レクチャー「おもしろ発想力で子育てのヒントを探ろう」(1,000円、先着20人、8月18日申込開始)
- 9月2日午後2時〜3時30分=ワークショップ「アートのひきだし―色と形と素材を楽しむ!」(1,000円、先着親子15組、8月18日申込開始)
- 9月9日午後2時から=レクチャー「なぜピカソは子どもの絵に憧れたのか」(参加無料、先着50人)