世界大会で総合V
岡崎城西高3年土屋潤人君 パワーリフティング
岡崎城西高校パワーリフティング部に所属する3年の土屋潤人君が、6月6日から17日までカナダ・カルガリーで開かれた「世界クラシックパワーリフティング」に日本選手団の一員として出場し、サブジュニア(18歳未満)59キロ級で総合優勝を果たした。
同校の選手では初出場となる世界大会で、土屋君はスクワット160キロ(種目別2位)、ベンチプレス110キロ(種目別2位)、デッドリフト185キロ(種目別3位)を記録。3種目の総合記録は455キロで、総合2位だったドイツの選手とは10キロ差だった。
「ベストに近い記録で総合優勝できたのはうれしかった」と土屋君。しかし、ベンチプレスでバーベルを持ち上げたひじの伸び方に対する見方など、日本より厳しい審判の判断に苦戦を強いられたという。
土屋君は入学当初、陸上競技の棒高跳び専門だったが、「棒高跳びでのトレーニングが生かせる」とパワーリフティングに競技を変更。週6日の部活に打ち込むほか、ジムにも通う。今回の世界大会に出場する上で、上位入賞が条件だった「ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会」(2月、沖縄県)では、総合記録435キロで優勝した。(今井亮)