犬のふん放置に警告
岡崎市 イエローカード大作戦参加者募集
岡崎市は、放置された犬のふんのそばに警告するカードを設置することで、ふんを放置した飼い主に注意を促す「イエローカード大作戦」に参加する3人以上のグループを募集している。この取り組みは犬のふん放置対策事業として、井田南町をモデル地区とした実証を経て5年前から実施しており、市は参加地域の拡大を呼び掛けている。(今井亮)
イエローカード大作戦は、「監視の目が光っている」ことを知らせるために飼い主が持ち帰らずに放置した犬のふんをあえて片付けず、その横に「犬のふん放置禁止」と書かれた黄色いラミネート加工の“イエローカード"を設置する。市から貸与されるイエローカードは土の地面に突き刺す旗タイプと、突き刺すことができない舗装に張り付けるシールタイプがある。
別世帯同士の3人以上でグループを作り、総代の承諾を条件に責任者の氏名や参加人数、実施期間などを記入した申請書を提出することで参加できる。開始日から町内のパトロールなどでふんを発見したら随時、イエローカードを設置し、10日後に回収する。設置・回収枚数は集計表に記録。基本的に参加期間は1カ月で、10日間の設置と回収のサイクルを3回繰り返す。参加期間の延長も可。
市環境保全課は「ふんの放置は臭いなど環境衛生面で地域への迷惑になるので、飼い主は必ず持ち帰ってください」と話している。問い合わせは、同課(23―6476)へ。