復活 家康公検定
18日から受け付け開始
徳川家康にまつわる問題を解く「家康公検定」が、「新・家康公検定」(10月7日)として2年ぶりに復活する。岡崎市制施行100周年と家康の没後400年の節目を迎えた2016年に終了して以来。主催する德川記念財団と岡崎商工会議所は、18日から8月6日まで受験申し込みを受け付ける。(今井亮)
家康公検定は10年から16年まで7回行われたが、市制施行100周年と家康没後400年を節目に終了。しかし継続を望む声が後を絶たなかったことから、德川記念財団と同商議所が主催者となり、装いを新たにして復活が決まった。
新・家康公検定のテーマは「わがふるさとは、三河〜家康公と家臣団ゆかりの地」。同商議所と岡崎信用金庫本店を会場に、四者択一の100問を出題。午前10時30分〜午後0時30分の90分間で回答し、70問以上の正解で「合格」となる。合格者には合格証を発行するほか、受験者全員に記念品をプレゼントする。
受験料は一般2,000円、小中学生1,000円。申込書の提出と受験料の受領(納入期限は8月6日)を確認した後、8月中旬ごろに受験票と副読本を一斉に発送する。申込書は同商議所や市観光推進課をはじめ、市図書館交流プラザ(りぶら)、市民センター、三河武士のやかた家康館、同信金本支店で配布する。
同商議所の担当者は「過去7回の検定で培ったノウハウを生かして、視野(テーマ)を全国に広げ、家康公と三河武士が築いた江戸時代独自の文化や社会などを広めることができる検定にしていきたい」としている。
申し込みは受付期間中に、申込書に必要事項を記入し、郵送、ファクス、持参のいずれかで〒444-8611、岡崎市竜美南1-2、岡崎商工会議所「家康公検定」係か同信金本店・支店へ。問い合わせは、同商議所(53―6190)まで。
◇
過去の検定の申込者数は以下の通り。
- 2010年(岡崎単独) 750人
- 2011年(同上) 588人
- 2012年(同上) 510人
- 2013年(岡崎、浜松、静岡合同) 1313人
- 2014年(同上) 1552人
- 2015年(同上) 1632人
- 2016年(岡崎単独) 952人