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東海愛知新聞

陸上11種目で新記録

岡崎市中学校総合体育大会 全天候型トラックで躍進

「第62回岡崎市中学校総合体育大会」の陸上競技(5月26日)で、男女合わせた個人の22種目中、11種目で大会新記録が続出した。今大会の結果を受けて、岡崎市教育委員会は2020年7月の共用開始が予定されている龍北総合運動場で開催する大会での記録の伸びに期待を寄せる。

岡崎市教委によると、要因は会場となった安城市総合運動公園陸上競技場のタータン・トラック(全天候型トラック)。踏み込みで得られる反発力やスパイクが地面に食い込み、軸足がしっかりとホールドされることで生まれる長い歩幅などが、記録につながったとみられる。

一昨年の第60回大会まで、陸上競技は愛知県岡崎総合運動場(県営グラウンド)で行われてきた。しかし岡崎市への県営グラウンド移管に伴う龍北総合運動場への再整備に伴い、昨年の前大会から安城市総合運動公園に会場を移した。

前大会では過去に1度だけ大会が開かれた全天候型トラックがある豊田市運動公園での記録を基準に、大半の種目で新記録が誕生。同じトラックで前大会と記録を比較した今大会でも11種目で記録を更新した。

龍北総合運動場では陸上競技場が全天候型トラックに生まれ変わる。岡崎市教委は「今大会は前大会よりも選手に全天候型トラックに対する『慣れ』が表れた。全天候型トラックならば来年以降の大会記録も伸びていくのでは」と話している。()

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