市道にも架け渡し
名鉄東岡崎駅前 空中回廊の桁設置
7日に夜間通行止め
岡崎市の名鉄東岡崎駅周辺地区整備事業で、同駅東改札口と北東街区を結ぶ歩行者専用通路「空中回廊(ペデストリアンデッキ)」の桁が、4日から7日にかけて4つ架けられる。最終日に予定している4つ目の桁の架け渡しは、駅前(北口)を通る市道をまたぐため、市は市道を夜間全面通行止めにする。
市拠点整備課によると、今回架けられる桁は東改札口から80メートル分。大型クレーン車で重さ30トンの桁を1日1つつるし、既に立てられている橋脚3本に架ける。
4〜6日は日中(①4日午後2時〜5時 ②5日午前9時〜正午 ③6日午前9時〜正午)の施工。7日は市道の東岡崎駅前交差点から六所神社入り口付近までの約50メートル区間を午後10時から翌8日午前6時まで通行止めにして、長さ20メートルの桁を架ける見込み。
市道をまたいだ先の桁の架け渡しをはじめ、ペデストリアンデッキに整備される屋根や手すりは今年度中に施工。来年12月末までの完成を目指す。
完成時期について市は当初、「2018年度中」としていたが、「鋼材の手配に遅れが生じた」として9カ月延長の方針を示している。(今井亮)