みんなで「歓喜」を
岡崎「第九」をうたう会が練習開始
岡崎「第九」をうたう会(米津眞会長)がこのほど、岡崎市甲山会館で発会式を開き、12月1日に市民会館あおいホールで開く予定の「第36回岡崎第九演奏会」に向けて、週に1度の練習を始めた。同会は6月29日まで「合唱団員」を募集しており、毎週金曜午後7〜9時に練習する市民会館リハーサル棟で入会の申し込みを受け付けている。(今井亮)
初練習を兼ねた発会式には、初参加17人を含む96人(女性54人、男性42人)が参加した。パートの内訳はソプラノ21人、アルト33人、テノール20人、バス22人。最年少はソプラノの小学6年生、最高齢はバスで初参加した82歳。参加者は各パートに分かれて発声・音取り練習をした後、ボイストレーナーと合唱指揮を兼務する鏑木勇樹さん(名古屋オペラ協会運営副委員長、同朋高校音楽科主任教諭)の指揮で、第九の冒頭部分を合唱した。
練習は鏑木さんをはじめ、名古屋二期会に所属するプロの声楽家やピアニスト、ドイツ語専門講師が指導する。入会の対象は小学4年以上で、小中学生は保護者の同伴や承諾が必要。会費は一般1万5,000円、大学・短期大学生1万円、高校生以下6,000円、親子割引(小中高生と保護者のペア)1万8,000円、学校団体割引(小中学校、高校単位)1万円。ただし諸経費が別途必要になる。見学や体験入会も受け付けており、同会は「初めて第九を歌う方はなるべく5月中の入会・参加を」としている。
本番の演奏会は、指揮者に神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者の川瀬賢太郎さん、管弦楽に名古屋フィルハーモニー交響楽団を迎える。
入会に関する問い合わせは、岡崎文化協会(23―6975)へ。