質の高い医療を提供
藤田保健衛生大学岡崎医療センター
建設予定地で安全祈願祭
岡崎市針崎町で2020年4月の開院を目指す藤田保健衛生大学岡崎医療センターの安全祈願祭が12日、建設予定地で行われた。大学関係者や岡崎市と幸田町の関係者、施工業者らが出席し、工事の無事を祈った。(竹内雅紀)
地鎮行事では学校法人藤田学園(豊明市)の小野雄一郎理事長と同大学の星長清隆学長が鍬入れを行った。同法人によると、6月に着工し、2020年1月末完了の見込み。
小野理事長は「身体的負担の少ない最先端で質の高い医療を提供する」、内田康宏岡崎市長は「この地域に欠かせない待望の施設。岡崎市南部の新たなまちづくりの顔として期待している」とあいさつした。
同センターは24時間365日体制の2次救急医療機関として、岡崎小学校西側の約3ヘクタールの土地に建設。免震構造の鉄骨8階建て延べ床面積約3万7663平方メートル。診療科数は22、一般病床は400床。一般駐車場は488台。備品購入を含む総工費は約200億円。西三河南部東医療圏の岡崎市と幸田町が50億円を財政支援する。施工は大林組。