夏場の節電対策に
中電 岡崎署へ緑のカーテン
ニガウリの苗80株を植栽
中部電力岡崎支店と岡崎署は9日、夏場の節電対策の一環として、つる性植物の性質を利用した日よけ「緑のカーテン」を作った。
緑のカーテンは、植物の葉による遮光効果、蒸散作用による冷却効果などが期待される。この日は、同署南側の交通課前にプランター20基を用意、支店職員と署員らが協力してニガウリの苗80株を植栽。成長したニガウリのつるをはわせるためのネットもプランターの上部に設けられ、順調に成長すれば7月ごろには幅約16メートル、高さ約4メートルの緑のカーテンが完成する。
同社では、冷房器具などの利用で電力需要が高まる夏場の節電対策や二酸化炭素削減に向けた取り組みとして、1992年から各支店や顧客事業所などで緑のカーテンを作る「緑のカーテンキャンペーン」を推進。岡崎市民に広くPRするため、7年前から同署も協力している。
同支店では、緑のカーテン用のアサガオの種を配布中。問い合わせは、同支店(55―5005)へ。