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東海愛知新聞

唯一の銭湯を応援

小学生ギタリストが番台の女性に歌

岡崎市内を中心に活躍する小学生ギタリストの松下みことさん(10)が「昭和の日」の4月29日、市内で唯一の“昔ながらの銭湯"の龍城温泉(同市田町)を営業する藤井公人さん(79)、三千代さん(76)夫妻にオリジナルの応援歌を披露した。()

城下町の活気創出・文化継承などを推進する牧野智加夫さん(59)企画の「城下まち応援ソングシリーズ」の一環。牧野さん作詞、みことさん作曲による応援歌を作成・披露し、伝統文化の継承者にエールを送っている。

この日は、営業前の脱衣所で、みことさんと牧野さんらがオリジナル曲「おふろDE和っしょい!」を披露。55年間番台に座り続けた三千代さんに、銭湯文化を継承することへの感謝の気持ちを歌で表現した。

歌を聞いた三千代さんは「大人顔負けですごい。これからも頑張って営業を続けたい」と笑顔。歌を披露した後、浴室や裏手のボイラーなどを見学したみことさんは「雰囲気があってすごい。お風呂の中で声を出したらすごく響いて面白かった」と話した。

同温泉は、1925(大正14)年に創業。藤井さん夫妻が3代目に当たり、主に公人さんがボイラー管理などの裏方、三千代さんが番台を担当して二人三脚の営業を続けている。5の倍数の日は休業。営業時間は午後4〜9時。

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