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東海愛知新聞

全国の玩具花火集合

岡崎・29日 初コンテストに30種類
4部門に10社エントリー

全国の花火メーカーが自慢の玩具花火を競う「おもちゃ花火コンテスト2018」が29日、岡崎市の中心部を流れる乙川の河川敷で開催される。日本煙火協会(東京都中央区)が主催する全国初のコンテストで、審査対象となる「国産玩具花火」30種類がエントリーする見込み。

「手持ち」「噴出」「打上」「その他」の4部門が設けられ、各部門の点火順はくじ引きで決定。新井充東京大学環境安全研究センター教授や奥雄志同協会長、玩具業界専門誌の副編集長ら特別審査員と、募集した中学生以下の子どもと保護者30組の一般審査員が、実際に自ら点火したり、燃焼する様子を鑑賞したりして玩具花火の面白さや美しさなどを採点する。

審査員の採点はその場で集計し、各部門の優勝・準優勝を決める。当日は午後6時から、手持ち部門、噴出部門、打上部門、その他部門の順にコンテストを実施。集計結果は7時20分ごろに発表される予定。

集計結果は同協会のホームページで公開するほか、コンテストを撮影した動画とともに「東京おもちゃショー2018」(6月9、10日)の「一般公開」(パブリックデー)でも発表する。

同協会は、三河地方の10社を含め加盟する全国の18社に呼び掛け、4月6日現在で愛知、静岡、奈良、愛媛、福岡各県の10社が参加する。

主催者側は「玩具花火の優れた技術や美しさ、楽しさと花火という伝統文化、正しい火の扱い方を知ってもらいたい」と話している。

当日は右岸・左岸河川敷で午前10時から午後3時まで「第45回岡崎こどもまつり」があり、終了後にコンテストが始まる。

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