「実力出せた」
豊田 平昌五輪銀の宇野選手凱旋
平昌五輪フィギュアスケート男子銀メダリストの宇野昌磨選手(20)=トヨタ自動車=が2日、五輪後初めて豊田市役所を訪れ、市民らにメダル獲得を報告した。
宇野選手は、同市にゆかりがあり、国際大会などで顕著な結果を残したスポーツ選手が認定を受ける「豊田市わがまちアスリート」の1人。この日は、市役所南庁舎2階で凱旋式が行われ、市民ら約400人が拍手で宇野選手を迎え入れた。
太田稔彦市長から花束を受け取った宇野選手は「五輪初出場で緊張するかと思ったが、最後まで自分の実力を出せたので、次の五輪に向けて頑張ろうと思えた」と大会を振り返った。また、退場の際には、歓声を上げるファンに近づいて感謝の言葉や笑顔で応えるなどのファンサービスも見せた。
また、凱旋式には平昌パラリンピックアルペンスキー男子滑降(座位)で銀メダルの森井大輝選手(37)=トヨタ自動車=も登場した。(大山智也)