にぎわい創出の場へ
JR岡崎駅東 出会いの杜公園オープン
JR岡崎駅東側に完成した「出会いの杜公園」が24日、オープンした。昨年8月に着工し、市民公募で名称が決まった同公園。同日、オープニング記念イベントが行われ、同駅周辺のまちづくりに取り組む「出会いの駅おかざき推進協議会」(志賀爲宏会長)の関係者や地域住民らが参加し、岡崎市の南の玄関口を飾る自然豊かな公園の完成を祝った。(大山智也)
同公園は、同駅東口駅前広場に隣接する約0.3ヘクタールの街区公園で、ララシャンスOKAZAKI迎賓館をはじめとした交流拠点整備事業と合わせて整備が進められてきた。園内には、シンボルツリーでもある高さ約6メートルのシラカシをはじめ、イロハモミジ、ケヤキなど周辺地域の在来種を中心とした約15種類の草花を植栽し、自然豊かな森をイメージ。噴水やベンチ、屋根付きの回廊なども設けられたほか、イベント会場としての利便性を考慮した電源設備もあり、市民の憩いの場を兼ねた周辺地域のにぎわい創出拠点としての活用が期待されている。
午前10時からステージで行われたオープニング式典では、内田康宏市長や志賀会長ら関係者によるテープカットが行われた。式典に続いて、公園に近いめぐみ幼稚園や市翔南中学校の園児・生徒らの歌や楽器演奏、JR岡崎駅のイメージソングを作曲したピアニスト山中惇史さんのピアノ演奏なども披露され、オープンに花を添えた。
また、園内広場では人気の「おかざきファーマーズマーケット」や市内飲食店の屋台コーナー、パトカーや白バイの乗車体験コーナーなども設けられ、家族連れを中心に多くの来園者でにぎわった。