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東海愛知新聞

岡崎げんき館10周年

きょうまで 「春のげんきまつり」

岡崎げんき館 (岡崎市若宮町) が、 市立岡崎病院跡地で平成20年3月1日のオープンから10周年を迎えた。 10日は記念イベント 「春のげんきまつり」 (きょう11日まで) が始まり、 オープン前後に寄せられたメッセージが入ったタイムカプセルが開封された。 (今井亮)

岡崎げんき館は、 康生町から移転した保健所を核に、 屋内プールやトレーニングジム、 屋外の人工芝 (健康づくりゾーン) などを備えた複合施設。 整備と維持管理・運営は、 当時の市内の公共施設では初めてのPFI (民間資金活用による社会資本整備) 方式が採用された。 事業者のSPC (特別目的会社) 「岡崎マネジメント」 は大成建設や丸ヨ建設工業、 シンコースポーツ、 日本水泳振興会、 学校法人安城学園など7社で構成する。

健康づくりゾーンの現在の利用登録者数は約12万6000人。 市は当初、 「年間延べ15万人」 の利用を見込んでいたが、 オープン初年度は延べ27万人、 平成28年度は延べ34万6000人が利用した。

オープンから25年間の維持管理・運営費を含む当初の総事業費は約112億3,000万円 (うち建設費約31億9,000万円)。 市保健企画課によると、 物価変動による年に1度の見直しで、 10年前に比べ現在の維持管理費は計約9,000万円の増額を余儀なくされたという。

春のげんきまつりではきょうまで、 タイムカプセルに入っていた1200通のメッセージのうち一部をエントランスで公開。 20〜31日は館内の市民ギャラリーで展示する。 また当時メッセージを書いた人には9月30日まで、 身分証の提示などを条件に返却する。

館内のスタジオとプールでは500円で体験できる 「ワンコインレッスン」 として、 子守歌に合わせて乳児をさすったり、 なでたりしてコミュニケーションを深める 「ベビーマッサージ」 をはじめ、 初心者向けのエアロビクスやヨガ、 「初めての水泳レッスン」 などがあった。

最終日は岡崎薬剤師会による血管年齢測定・健康教室、 中京大学の湯浅景元教授の講演会 (先着150人)、 市の環境啓発キャラクター 「エコマンダー」 ショーなどがある。 午前10時 (開場9時30分) 〜正午。

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