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東海愛知新聞

障害者の文化活動拠点

福祉の村 友愛の家リニューアル
旧清楽荘を改修 来月1日オープン

岡崎市こども発達センターの新設に始まった「福祉の村」(同市欠町)の再整備で、旧清楽荘を大規模改修した新たな「友愛の家」が4月1日、リニューアルオープンする。緊急地震速報・火災報知を異なる色のライトで知らせる天井やトイレを含めて張り巡らせた点字ブロックなど、障害者が通う文化活動拠点としての利便性を高めた。(今井亮)

旧清楽荘は、高齢者が余暇活動などのために集うコミュニティセンターとして、昭和49(1974)年5月に完成。その建物を活用した新たな友愛の家(鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約2600平方メートル)は、こども発達センターに隣接している旧友愛の家になかった「障がい者基幹相談支援センター」を外部から移管し、「虐待防止センター」を併設。交流スペースと喫茶コーナーもある。

また旧清楽荘に併設されていた浴場を取り壊し、2階建ての立体駐車場を新設した。改修費は約7億1,700万円。

こども発達センターが着工した平成28年に始まった3期工事の再整備は、今回の友愛の家の完成で2期目が完了。新年度に予定している3期目では、こども発達センターに隣接する旧友愛の家、旧めばえの家、旧福祉の村体育館の大規模改修・補修を経て、こども発達センターに連絡通路で接続する。

再整備完了後、旧清楽荘が役割を担っていた福祉の村内の高齢者のコミュニティセンターはなくなる。

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