エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

食事時間に音楽

アルクオーレ岡崎戸崎 介護サービス大賞3年連続入選

百陽会(牧功理事長)が運営する有料老人ホーム「アルクオーレ岡崎戸崎」(岡崎市戸崎町)がこのほど、愛知県内の介護サービス施設の特徴的・先進的な取り組みを紹介する「第5回あいち介護サービス大賞」で3年連続入選を果たした。

同施設は、受動的音楽療法を取り入れた食事の雰囲気づくりに挑戦。起床時と朝食時にクラシック音楽を流し、食事量や摂取水分量の増加、食事への意欲増進、腸の働き向上と定期的な排便などにつながるかを確認した。昨年5〜8月に実施したところ、食事で期待されていた効果以外にも、利用者の会話が弾み、リビング(共有スペース)の滞在時間が増えたなどの行動がみられた。

同施設では、それまで食事時間にテレビをつけていたが、利用者の関心がテレビに向き、食事に集中しにくい状態であったと気が付いた。発案者の堺貴之フロアリーダー(43)は「今後も継続し、利用者に落ち着いて過ごしてもらえるよう考えていきたい」と話した。(横田沙貴)

ページ最初へ