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東海愛知新聞

新展望台が完成

岡崎 常磐東小裏山のシンボル

岡崎市常磐東小学校北の裏山で同校や学区が維持管理する「常東ランド」=米河内町=で展望台の建て替えがこのほど完了し、20日に同所で完成式が行われた。全校児童43人や学区住民ら計約100人が出席し、新たな展望台の誕生を祝った。(横田沙貴)

常東ランドは同校の開校100周年を記念して造成され、平成13年にオープン。現在は児童が自然を観察したり、学区住民が散歩したりしている。

展望台はオープン当初からあったが、木材の腐食がみられ、昨年8月に解体された。今年で現在地に同校を移転して30周年を迎えることから、記念事業として学区社会教育委員会や保護者らの協力で建て替えられた。

新たな展望台は、幅2.3メートル、奥行き2.5メートル。柵を含めた高さは3メートルで地上2メートルの場所に床面がある。地域の関係者の紹介で建築士が設計。学区内の材木店が調達したスギやマツ、ヒノキを使用している。

式では、代表児童や建て替え工事の関係者らが展望台の除幕を行った。6年の花田由凪さんは「私たちのために、すてきな展望台を造ってくれてありがとうございました。この先10年、20年、常東ランドのシンボルになると思います。大切に使っていきたいです」と感謝の言葉を述べた。

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