新商品の成果発表
県立岡崎商業高校 3年生が卒業記念プレゼン
県立岡崎商業高校で9日、総合ビジネス学科の卒業記念プレゼンテーションが行われた。3年生80人が今年度関わった商品開発プロジェクトの成果を発表するために企画。生徒は岡崎市の新たな特産品にしようと開発された「岡崎ぎゅーっと肉味噌」や、新商品などを紹介した。(横田沙貴)
同校では平成27年から、特産品の開発・販売を手掛ける「スマイル―リンク」(豊橋市)と共同して岡崎の新たな特産品をつくるプロジェクトを実施。翌年1月に当時の3年生が開発した「岡崎ぎゅーっと肉味噌」を発売。同商品は八丁味噌と岡崎おうはんを使っている。昨年7月には、現在の3年生が、ニンニクを使わず唐辛子を加えた「ピリ辛味」、はちみつを混ぜた「マイルド味」を売り出した。累計販売数は約6万個だという。
プレゼンでは、商品コンセプトや開発過程、試食販売会での苦労などを紹介。また、8日に販売を開始した「岡崎ぎゅーっとドーナツ」も発表。生地に八丁味噌を練り込んだ小ぶりの菓子で、6個入り500円。新東名高速道路岡崎サービスエリアとOKASHOP(岡崎市康生通西2の岡崎シビコ内)で販売している。