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東海愛知新聞

愛知環状鉄道が開業30周年

安全で地域貢献を

岡崎、豊田、瀬戸、春日井の4市を縦断する第三セクターの愛知環状鉄道(愛環)が3日、開業30周年の記念事業を豊田市内で行った。

愛環は国鉄岡多線の開業区間(岡崎―新豊田)と、建設中だった岡多線・瀬戸線の未開通区間(新豊田―高蔵寺)を継承する形で昭和63(1988)年1月31日に開業。平成17年の愛知万博を機に飛躍を遂げ、開業時に400万人だった年間利用者は28年度には1711万人となっている。

この日新豊田駅で行われた記念列車出発式には、沿線4市の花をあしらった丸型のヘッドマーク付き列車が登場。大村秀章愛知県知事と遠藤政行駅長の合図で発車した。

同市産業文化センターでの記念式典では、長崎栄一社長が「愛知万博を機に大規模整備事業を行い、輸送力を増強した。今後は設備の老朽化対策やバリアフリー化を進め、(来年春の)交通系ICカード導入などによる利便性向上に努めたい。安全で安定した輸送を第一に、沿線地域の発展にも貢献したい」と述べた。このほか、駅周辺の環境美化活動を行う個人・団体の表彰、30年の歩みを振り返る上映会などがあった。(竹内雅紀)

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