最優秀賞7点決まる
ふるさと岡崎メディコン
岡崎市教育委員会が映像作品などを募集した「第15回ふるさと岡崎メディアコンクール」の入賞作品78点(最優秀7点、優秀7点、優良19点、入選45点)が決まった。「生涯学習」「学校教育教材」「児童生徒」の3部門に177点の応募があり、応募作品が増加傾向にある児童生徒部門は、今回から小中学校と高校別に審査が行われた。(今井亮)
最優秀賞を受賞した各部門の作品講評は次の通り(敬称略)。
【生涯学習部門】
- ビデオ作品「野生のマンサクはいずこに?」(岡崎映像サークル・鷹羽功)
- 沖縄県を除いた国内各地に分布する樹木「マンサク」に焦点を当て、自生するマンサクを求めて愛知県内を探訪。確かな撮影技術に裏打ちされた構成、編集、ナレーションなどでマンサクの魅力を伝えている。
【学校教育教材部門】
- マルチメディア教材「とびばこマスターになろう」(大樹寺小学校・大西純平)
- 跳び箱技の動画で、技のポイントを丁寧に解説している
- マルチメディア教材「点字作成支援ソフト」(翔南中学校・伊藤研治)
- 点字器を使用した点字打ちの作業を支援するためのソフトウェアで、実情を踏まえて使いやすく作成されている。
【児童生徒作品部門】
- ビデオ作品「ぱっくんちょ大作戦スタート!」(小学校の部、矢作北小学校給食委員会C班)
- 「給食完食」を目指す取り組みを広報する映像作品。テーマを明確化し、登場するキャラクターの個性を生かした
- ビデオ作品「中学生が バカっこいいこと やってみた」(中学校の部、北中学校メディア部企画・撮影部門)
- 中学生が身近にあるものを使って、多彩な技に挑戦。さまざまな角度からの映像とスローモーションなどの映像効果が盛り込まれている
- マルチメディア作品「歴史&アクション〜明治から戦時〜」(中学校の部、北中学校・北川悠吾)
- アクションゲームを勉強に生かそうと、歴史クイズと組み合わせた教材を制作。簡単な操作で歴史学習の楽しさを演出している
- マルチメディア作品「だいすき!!」(高校の部、県立岡崎東高校・花木紗奈)
- 家族の大切さや親の子どもに対する愛情を伝えている。登場するキャラクターの表情の変化や動きなど、アニメーションに細かなこだわりが盛り込まれている。