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30日 慈恵福祉専門学校卒業音楽発表会
岡崎市大和町の慈恵福祉保育専門学校で30日、卒業音楽発表会が開かれる。福祉保育学科3年と保育学科2年の学生が学校生活の集大成となるよう練習に励んでいる。(竹内雅紀)
福祉保育学科3年9人は「白雪姫」。少人数のため、1人3役をこなす学生もいるが、かわいらしい衣装を身にまとい、招待している保育園などにもなじみのある物語を作り込んでいる。保育学科2年はオペレッタ「キャッツ」。顔に派手なメークを施した15匹のネコがダンスや手品を披露する。
ともに舞台いっぱいに使い、楽器の演奏や歌を織り交ぜて、楽しめる工夫をしている。また、最後は12回目で初めてとなる観客参加型の合唱3曲もあり、振りつけの練習に余念がない。
準備を始めたのは昨年の秋ごろから。福祉保育学科の亀井諒真さん(21)は「当日は完璧な演技が見せられるよう頑張りたい」、保育学科の杉浦智美さん(19)は「お客さんにどうしたらネコらしく見えるかを考えながら取り組みたい」と、手作り感あふれる発表会をそれぞれPRしている。
午前10時30分からと午後1時20分からの2回公演。入場無料。問い合わせは、同校(32―8811)へ。