短編CMで店舗紹介
まちづくり岡崎 武将隊とコラボ 活気創出へ
岡崎の地域情報誌『まちガイドcorin』を発行するまちづくり岡崎(松井洋一郎社長)がこのほど、グレート家康公「葵」武将隊とコラボし、中心市街地の店舗を紹介する短編風CM「岡崎城下六物語」を制作した。動画投稿サイト「YouTube」などで公開されており、同市康生通西2の 岡崎シビコでは、関連企画としてCMのメーキング写真展も開かれている。(大山智也)
CMは、岡崎城を訪れる観光客らが城外に足を運ぶきっかけをつくろうと、昨年11月にリーガルシューズ岡崎店、正文館書店(シビコ店)、小野ふとん店、備前屋本店、ウッド洋菓子店、ピュアクオリティ伝馬の6店舗で撮影。武将隊のメンバーらが城下町へ繰り出し、戦でくたびれた履物を新調するため靴屋の店主に相談したり、お忍びで来店した際に偶然街角インタビューを受けてしまったりと、ショートドラマ仕立ての約2分間の映像となっている。
備前屋本店のCMに出演した武将隊の徳川家康は「6つの店の六物語で、もっと多くの方に岡崎のことを知ってもらえると思う」と話し、CMによる市街地の活気創出に期待を示している。
28日までメーキング写真展
岡崎シビコ1階では、CMの公開に合わせてメーキング写真展が開かれている。28日まで。
CMの制作風景を“街の写真家"の鈴木治さんが撮影した写真54点を展示。会場では完成したCM映像も上映されており、映像の裏側をカメラに収めた写真と合わせて楽しめる。
また、同会場のほかに、ロケ地となった6店舗でも各店のメーキング写真を展示。各店を回ってスタンプを集めると、抽選で展示写真がもらえるスタンプラリーも行われている。
13日にはオープニングセレモニーが行われ、同社の関係者や武将隊、内田康宏市長らが出席。来店客ら約50人が見守る中でテープカットを行い、CMの完成と写真展の開催を喜んだ。