シニアの雇用促進
岡崎・31日 コンビニ短時間勤務の説明会
岡崎市は31日午後2時から、同市福祉会館で60歳以上のコンビニ勤務についての説明会を開く。高齢者見守り支援事業に関する協定を結んでいるセブン‐イレブン・ジャパンとの共催。通常のシフト制ではない短時間勤務がメーンで、シニア世代の多様な働き方を提供する。(竹内雅紀)
市内にセブン‐イレブンは37店舗あるが、今回の説明会では自宅やオフィスに食事などの商品を届けるサービス「セブンミール」を採用している22店舗が中心となる。同社と市は平成28年11月に見守り支援についての協定を締結。その中で独居高齢者の見守りだけでなく、シニア世代の雇用促進についての項目もあった。今回は同社から申し出があり、説明会を共催で実施。同社が見守り支援協定を結んだ自治体と同種の説明会を開くのは、愛知県内では知立市に次いで2例目という。
主な業務内容は、商品配達や店舗清掃など。賃金や勤務時間は各店舗によって異なる。同社によると、市内のセブンミール利用は1日平均40件。「シニア世代の雇用促進により労働力不足解消が期待できるとともに、商品の届け先が高齢世帯の場合は共通の話題で会話につながることもあり得る」としている。
参加無料、先着50人。要事前申し込み。申し込みは9日午前9時から、市長寿課施設係(23―6149)へ。