主役に松平健さん
来年4月の家康行列
来年4月8日に行われる岡崎の春の風物詩「家康行列」の主役(徳川家康役)に俳優の松平健さんが決まった。家康役の俳優起用は平成28年の里見浩太朗さん以来。
松平さんは豊橋市出身。「暴れん坊将軍」シリーズでは八代将軍徳川吉宗、今年のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」では武田信玄役、9年前の民放のテレビドラマでは家康役を務めている。一昨年から愛知県の観光PRキャンペーンのキャラクターも務めている。里見さん、今年の藤岡弘、さん(本多忠勝役)に続く俳優陣の登場で行列の盛り上がりが期待されている。なお、13年前にヒットした「マツケンサンバⅡ」の披露はないという。
また、新世紀招待列として、ゆかりのまち岐阜県関ケ原町から石田三成列が参加する。
松平さんのコメントの要旨は次の通り。
「長い間吉宗公を演じてきましたが、吉宗公が理想の将軍像とする徳川家康公に扮することは、不思議なご縁を感じるとともに、とてもうれしく思っております。当日ご覧になる方がこれまでにない新鮮さを感じられるような、フレッシュで格好いい家康公を演じます。桜が舞う中、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」(竹内雅紀)