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東海愛知新聞

災害発生に備え

岡崎 ボラ拠点設置・運営訓練

岡崎市福祉会館で16日、災害ボランティア支援センター設置・運営訓練が行われた。市民ら約200人が、発災時の対応を模擬体験した。

この日は、防災ボランティアの役割や注意点などについての基調講話の後、模擬訓練が行われた。参加者は、被災者から依頼のあった支援活動に取り組む「災害ボランティア」役と、被災者とボランティアをつなぐ「コーディネーター」役に分かれた。コーディネーターは支援センターに寄せられた活動を行うボランティアを募り、各活動場所に送り出した。

模擬訓練では、市内で最大震度6を記録した大震災の発生から5日後という想定で実施。ボランティア役は、活動紹介をする場所で自分が参加する依頼を決めた後、福祉会館と近隣の両町公園で土のう作りや視覚障害者の外出補助、災害用仮設トイレの設営などに挑戦。複数で協力して行う作業もあり、作業完了後は支援センターに戻り、結果を報告した。

コーディネーター役はボランティアの活動が円滑に進むように、緊急性の有無や活動内容の説明、道具の用意などに当たった。

市のボランティアコーディネーター養成講座受講者の訓練と、防災ボランティアの認知度向上を目的に毎年実施。同講座が秋ごろに開かれることから、開講後のこの時期に行われているという。

また、参加者は地域での防災や支援活動の要となる総代や民生委員らが中心だが、防災に関心の高い高校生も集まった。(横田沙貴)

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