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東海愛知新聞

レッドリスト改訂へ

岡崎市 来月10日まで意見募集

岡崎市は10日、市内で絶滅の恐れがある野生生物の絶滅危険度をまとめた「岡崎市版レッドリスト」の改訂に対する意見(パブリックコメント)の募集を始めた。平成24年度に初めてレッドリストが作成されてから5年が経過することを受けて見直し、「第2次岡崎市版レッドリスト」として更新する。(今井亮)

レッドリストの対象は市内に生息する動物(哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫類、クモ類、貝類)と植物(種子植物・シダ植物)。第2次岡崎市版レッドリストでは、絶滅・準絶滅危惧種の植物231種、動物225種が掲載されている。

このうち、5年前の掲載時よりさらに絶滅危険度が高まったのは、既に絶滅したとみられる「ウラクロシジミ」(昆虫類・シジミチョウ科)を含む動物が10種、植物が「シラタマホシクサ」(維管束植物・ホシクサ科)の1種。逆に動物の「ツヤネクイハムシ」(昆虫類・ハムシ科)は、「絶滅危惧種」から「準絶滅危惧種」に絶滅危険度が下がった。

また動物では、ニホンイシガメ(爬虫類・イシガメ科)、ツシマトリノフンダマシ(クモ類・コガネグモ科)、ワクドツキジグモ(同)、エビチャコモリグモ(同)、アライトコモリグモ(同)の5種が絶滅危惧種として新たに掲載された。

パブリックコメントの募集は12月10日まで。第2次岡崎市版レッドリスト案は市環境保全課や市のホームページで閲覧できる。パブリックコメントは、

  1. 住所
  2. 氏名(団体の場合は団体名と所在地)
  3. 連絡先

―を記入し、郵送(〒444―8601、岡崎市十王町2-9)、ファクス(23―6536)、Eメール(kankyohozen@city.okazaki.lg.jp)で市環境保全課へ。

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