帰って来た「自由区」
康生地区 婦人服店が取り扱い始める
岡崎市連尺通2の婦人服販売店「ラ・ひまわり」がこのほど、大手アパレルメーカー・オンワード樫山のブランド「自由区」の商品を取り扱い始めた。かつて松坂屋岡崎店(平成21年1月閉店)内にあったブランドが再び康生地区に戻って来た。(竹内雅紀)
ひまわりは昭和23(1948)年創業。今年9月に跡を継いだ3代目店主都筑之泰さん(46)が、これまでの「モードショップひまわり」から店名を変更し、新たな顧客を増やそうとオンワード樫山と「自由区」のフランチャイズ契約を結んだ。市内ではほかに、西武岡崎店(戸崎町)が「自由区」ブランドを取り扱っているという。「これまでは先代の顧客であるシルバー層が多かったが、世代交代したことで変化が必要だと思った」と都筑さん。知名度があり、無地風でほかとも合わせやすく着こなせるのが人気。主なターゲットは35歳以上。店内商品の7割が「自由区」ブランドに様変わりした。
「先代のお客様も大事にしながら路面のセレクトショップとして頑張りたい。個店が力をつけることで、まちの活性化にもつながれば」
水曜定休。午前10時〜午後7時。問い合わせは、同店(24―1363)へ。