幸田北部中が最優秀
自転車鍵かけコンテスト100
岡崎市体育館で20日、自転車盗防犯対策の一環として実施された「第2回自転車鍵かけコンテスト100」の表彰式が行われた。(大山智也)
コンテストには岡崎署管内(同市、幸田町)の中学校18校が参加し、6月15日〜9月22日の100日間に各校で啓発活動を展開。活動内容や無施錠自転車の盗難率など、複数の項目で審査が行われた結果、全校集会やホームルーム、校内放送といった多彩な方法で施錠徹底を呼び掛け、期間中の自転車盗被害ゼロを達成したとして、同町北部中が最優秀賞に選ばれた。
都合で欠席となった4校を除く14校の代表生徒・教職員が表彰式に出席。最優秀賞をはじめとする入賞校のほか、同コンテストの関連企画「ポスターコンテスト」の入賞者も表彰され、戸鹿島政晴署長から賞状と記念品が贈られた。
戸鹿島署長は「集会や校内放送など、全校で自主防犯の機運を高めてくれた。コンテストをきっかけに、これからも自分たちの身は自分たちで守るという意識を持ち、地域ぐるみでの防犯を続けてほしい」と講評した。
また、各校の取り組みについて情報を共有する時間も設けられ、校内駐輪場での施錠状況の確認や施錠指導、アンケート調査など、各校がそれぞれの活動内容を発表。生徒らは今後の自転車盗防犯活動に役立てようと、真剣な表情で他校の発表に耳を傾けていた。
同町北部中を除く入賞校は次の通り。
- 優秀賞
- 美川、河合、常磐、矢作、矢作北、新香山、北、額田、翔南、幸田町南部、同幸田
- 敢闘賞
- 甲山、南、竜海、葵、東海、竜南