歳入「厳しい状況」
岡崎市 来年度当初予算編成方針
岡崎市は28日、平成30年度当初予算の編成方針を示した。
歳入は景気回復基調による個人市民税の増加を見込む一方、地方交付税や臨時財政対策債の減少、国県支出金の減額が見込まれることから「厳しい状況」とし、特定財源と財政調整基金など各基金や市債の積極的な活用で財源確保を図る。
歳出は、主に社会保障関連経費や公共施設の維持管理経費の増加をはじめ、国の認定事業の継続的な対応、市南部の総合病院「藤田保健衛生大学岡崎医療センター」に関する事業を挙げ、「取捨選択と優先順位付けで多額の不用額を抑制する事業予算の精査を行う」とした。(今井亮)